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トリコモナス

Trichomoniasis
​トリコモナス

トリコモナスってどんな病気?

・膣トリコモナス感染症は女性の方が多く見られます。

​・トリコモナスは最近やウイルスではなく原虫という虫の一種です。

​・性交渉以外でも感染します。(下着やタオル、便器、浴槽など)​

​・放置していると不妊症の原因になります。

トリコモナスはトリコモナス原虫が(0.1mmくらいの虫)膣や膀胱内に入り込み炎症を引き起こす病気です。主に膣性交で感染し、高齢者でも見られ感染者の年齢層の幅が広いのが特徴です。性交経験のない女性や幼児も下着やタオル、便器、浴槽などから感染することがあります。

症状

・外陰部や膣に強い痒みや痛みがある

​・褐色でアワ状の悪臭を伴うおりものが増加する

​→自覚症状がないこともあります

●女性の主な症状

・尿道から膿が分泌

​・排尿時軽い痛み

​→自覚症状がないこともあります

●男性の主な症状

女性はおもに膣炎症状を起こしますが、感染者の半分くらいは症状がほとんど無い感染(無症候性感染)といわれています。泡状の悪臭が強い帯下の増加と膣や外陰部の刺激痛やかゆみです。膣トリコモナス症は放置していると不妊症早産・流産につながります。

男性は尿道への感染は排尿により洗い流される可能性もあります。尿道炎症状(尿道からうみが分泌し排尿時軽い痛み)がありますが、軽いものが多いようです。

性行為以外でも感染します

オーラルセックスを含む性行為による感染が主ですが、下着、タオル、便器、浴槽などでの感染の可能性もありますので、性行為の経験のない女性や幼児にも感染することがあります。

もしかして感染してるかも…

※このような方は要注意です!

・風俗に行った

・不特定の方とセックスをした

・排尿時・性器に違和感がある

・おりものがいつもと異なる

​・外陰部に痛み・痒みがある

普通、発症には10日ほどかかりますが、感染から2~3日で検査可能です。

​男性は尿検査・女性は子宮頸管擦過物にて検査いたします。
検査結果は1日〜数日でお知らせできます。

治療

膣トリコモナスは男性女性同時治療が原則です。
男性はトリコモナスの検出が難しいので両者感染していても女性だけが陽性とでることともあり注意が必要です。
膣の中だけではなく尿道などにも潜んでいることがあるので、膣錠だけではなく内服薬も必要な場合があります。

ニトロイミダゾール系薬剤を一日2錠内服、朝夕に分けて内服を10日間
ニトロイミダゾール系薬剤を1日1錠を膣内に挿入を10-14日間

上記2種類の薬剤を併用すると効果的です。
治療効果の判定は上記内服治療が終了して2週間くらい間をあけて再検査や症状のチェックを行います。
フラジールを内服している時は飲酒は避けるようにしてください。嘔吐などの副作用が現れることがあります。

少しでも異変を感じたらまず検査

放置しておくと不妊の原因になってしまうトリコモナス。
まずは勇気を出して検査をすることが大切です。

もちろん直接ご来院いただいた方が結果は早く出ますが、
当院ではテレビ電話診察、検査キット・治療薬郵送のオンライン診療サービスを行なっております。

「クリニックに行くのが恥ずかしい」「忙しくてクリニックに行く暇がない」という方はご自宅から受診可能なオンライン診療をぜひご利用ください。

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