HIV/AIDS
HIV/AIDS
エイズ
HIV/AIDSはどんな病気?
・HIV(ヒト免疫不全ウイルス)に感染し、病気が進行すると免疫力が著しく低下します。
・免疫力が低下し、様々な疾患をを引き起こした状態をエイズ(後天性免疫不全症候群AIDS)と言います。
・日本では毎年1,500人ほどが新規感染しています
・特に男性同士間性的接触がリスクと言われています。
性行為により感染(日常生活での感染はありません)し、基本的には、HIV(エイズウイルス)を含む血液、精液、膣分泌液に多く含まれていて、感染源となり粘膜や目に見えない傷から感染します。
相手の粘膜部分(口の中、ペニス、尿道、膣、直腸など)や傷口などから感染の可能性があり、主な感染経路は、性行為・母子感染・注射器の回し打ちなど血液を介して感染します。そのため性行為以外の日常的な接触での感染や空気感染、食物からの感染はありません。
症状
・発熱・喉の痛み・筋肉痛など風邪のような症状が出ることがあります50-90%。
・無症状のこともあります
・5~10年間全く症状のない時期が続きます。
・この間に免疫を担うリンパ球が減少していきます。
●感染初期
●無症候期
・しつこい下痢や酷い寝汗、急激な体重減少などを認めます。
・通常感染しないような細菌やウイルス、真菌(カビ)に感染します。
●発症期
HIV/AIDSは、感染初期・無症候期、感染期に分けられ、HIVに感染後2~6週間の間に初期症状として何らかの症状(発熱(96%)、リンパ節腫脹(74%)、咽頭炎(70%)、皮疹(70%)、筋肉痛・関節痛(54%)、頭痛(32%)、下痢(32%)、嘔気・嘔吐(27%))が認められます
無症候期では、初期症状が消失し感染期まで数年から十数年の期間があります。
感染期では免疫機能が破綻し、日和見感染と呼ばれる通常感染することのない感染力が弱い病原体からの感染を認めるようになります。
もしかして感染してるかも…
※このような方は要注意です!
・風俗に行った
・不特定の方とセックスをした
・コンドームを使用せずセックスそした
・男性間でセックスをした
・セックスの後から風邪のような症状がある
HIVは感染から4週間ほどでHIVに対する抗体が検出されるようになります。
陽性の場合でも「偽陽性」と呼ばれる、実際には感染してないのに陽性が出る可能性もあり、確認検査が必要です。
男性・女性ともに血液検査を行います。
治療
かつては不治の病として恐れられていたHIV/AIDSですが、抗HIV薬の出現により、HIV患者さんの寿命は劇的に伸びて一般人とほぼ同程度まで近づいてきています。
感染が判明した場合には、早期に坑HIV療法を開始することが勧められています。
まずは検査を!
かつては不治の病として恐れられていたHIV/AIDSですが、HIVの治療法はめざましく進歩し、抗HIV療法を継続することで一般の方と同程度の寿命を全うすることができるようになりました。
しかし現在の医療を持ってしても根治することは出来ず生涯に渡って継続的な内服治療が必要となる感染症です。
当院ではテレビ電話診察、検査キット・治療薬郵送のオンライン診療サービスを行なっております。
「クリニックに行くのが恥ずかしい」「忙しくてクリニックに行く暇がない」という方はご自宅から受診可能なオンライン診療をぜひご利用ください。